top of page

江藤有希(ヴァイオリン)+中西文彦(ギター)

江藤有希のヴァイオリンと中西文彦のギターの音が合わさって鳴ったとたん、聴く者は日常を離れた遠い場所へと連れて行かれた。江藤、中西のそれぞれのオリジナル、ショーロやアルゼンチン・タンゴなど南米音楽が二人の隙の無い見事なアンサンブルで、これが二つの楽器から生まれたとは思えない大きな広がりのある音楽となって響く。店を埋め尽くしたお客さんからは、ウットリした溜め息が漏れる。昼さがりの茅ヶ崎の小さな店に、この上ない贅沢な時間が流れていた。


bottom of page